プラス思考の前にやるべきこと

「プラス思考」の効用はよく言われますが、頭の中で「プラス思考で考えよう!!」と思っても、なかなかすんなりとプラスに考えることができないことが多いです。
目の前に起こっている出来事を自分でコントロールすることができない以上、その出来事をプラスに受け止めるのかマイナスに受け止めるのかで、幸せか不幸かが決まってきます。
プラス思考の効用は頭でわかっていても、「そこに到達する前に何かが足りないんだよな~!?」とプラス思考で考えられない自分に対して自己嫌悪になることがあります。

「プラス思考の前にするべきこと」とは???

そんなことを考えていた時に、「悩みは解決しなくていい、悩んだまま行動すればいいんだ!」という言葉に出会いました。
問題に突き当たった時に、問題を解決しようと悩みます。
問題がなくなれば悩まずに済みますが、多くの場合には、そんなに簡単には問題は解決しません。
一般的には問題が解決するまで悩みが続きます。
「長く悩みたくない、早く楽になりたい」と考えると苦悩が続きます。
しかし、「悩みは解決しなくていい、悩んだまま行動すればいい」と割り切れば、悩みを受け入れるしかありません。
そう考えれば、暫くは「この悩みと共存共栄しながら生きていく」ことを受け入れるしかありません。
しかし、そういう思考で受け入れられた人は、いつの間にか問題が解決していたり、悩まなくなっている自分に気が付きます。
「早く楽になろう」ともがくから余計に苦しくなってきて、「苦しいのは仕方ない」と開き直れば逆に気が楽になってきます。
「寝なければいけない」と思うほど寝れなくて「寝なくても死にはしない」と開き直ればすぐに寝れるのと同じ原理です。(笑)

そんなことを考えていると、私の好きな「幸せとは受け入れること、不幸とは抗うこと」という言葉が頭に浮かんできました。
「受け入れること」で苦悩から解放されます。
受け入れたくないことが目の前に起こった場合に、それをプラス思考で考えることが簡単ではないのは、心の中で受け入れずに抗っているからだと気づきました。
プラス思考の前にやるべきことは、まずは「受け入れること」ではないかと思います。
目の前の現実を受け入れるということは、
「長く悩みたくない、早く楽になりたい」と現実に抗うのではなく、
「悩みは解決しなくていい、悩んだまま行動すればいい、悩みとは共存共栄していく」と現実を受け入れることができれば、いつの間にか悩みが消えているものではないでしょうか!?
現実を受け入れていないときには「なんでこうなったんだ」「なんで自分だけがこんな目に……」などWHY?という現実と抗う考え方になりがちですが、
物事を受け入れたら、あとは「どうすればいいか!?」という前向きなHOW?の方法論を考えようという思考になります。
WHY?に答えはないですが、HOW?なら前向きな思考になってきます。

病気になったり、不幸なことが起こるから不幸になるわけではないです。
不幸な考え方をしているから不幸になってしまうのです。
松下幸之助は成功した要因は「貧乏、病弱、無学」だったことをあげています。
これら3つを成功できない理由に挙げる人の方が多いです。

「プラス思考の前にやるべきこと!!」
それは現実に「抗わない」で「受け入れること!!」

「幸せとは受け入れること、不幸とは抗うこと」

 

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