逃走と闘争

動物は「ストレス」を感じると、まずは己の身を守るために「逃走」を考えるらしい。
「逃走」できない状況か、「闘争」でも勝てると感じると「闘争」の選択をするらしい。

生きているといろんな「ストレス」にさらされます。
そんな時に、辛い事、嫌なことから逃げたくなります。
できることなら、毎日楽しく楽チンに生きたいものです。
しかし、現実には「ストレス」に感じる出来事が日常茶飯事に発生します。
そんな時に、逃げたくても逃げれない状況に出くわすと、気持ちを「闘争」に切り替えざるを得ません。
「闘争」と言っても、相手を攻撃するというよりも逃げないで、現実と向き合う状況になってきます。
「逃走」は条件反射でできますが、「闘争」するには自分の中で何らかの「意味と価値」が必要な気がします。

子供時代は、すべて「逃走」からのスタートのような気がします。
誰しも傷つきたくはないので、逃げれるものなら逃げたいです(笑)
しかし、「怖いけど逃げない」でその「ストレス」と向き合う経験を積んでいくうちに、少しずつ自信がついてきて、「逃走」一辺倒から、「闘争」できるようになってくる気がします。
この「怖いけど逃げない」ためには、「闘争」する「意味と価値」を感じれるかどうかになってくると思います。
生きていくため、自分の子供を守るため、自分の責務を全うするため、自分の夢のため、etc………
「逃走」は本能ですが、「闘争」は訓練だと思います。

「逃走」が本能なら、「ストレス」から逃げてしまう自分も受け入れてあげたいが、ここぞという時には「闘争」できる自分であると信じたい気持ちもあります。
そういう「自信」を持つためには、逃げないで向き合った「経験」を積み重ねていくしかないのかな~と思います。

 

 

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