他人と比較することで人は不幸になる
比べていいのは過去の自分だけ
人と比較しないで生きていこう
など他人と比較することを戒める言葉はたくさんあります。
しかし、現実的には何かと比較しながら生きていくしかないのが人生だと思います。
よく言われる「水が半分しかない」か「水が半分もある」と思うかも、同じ現実を何かと比較して表現していることになります。
給料を40万円もらった際に、それまでの給料が30万円だった人は「40万円ももらった」と思いますし、それまでの給料が50万円だった人は「40万円しかもらえなかった」と感じます。
AIによると、人と比較しない人生を送るには、次のような方法があるらしいです。
SNSなどの比較する機会を減らす
自分のいいところを前向きに評価する
「ま、いっか」精神でポジティブなところに目を向ける
自己肯定感を高める(できたことノートをつける)
自分の価値観と相手の価値観を知る
比べる対象を【過去の自分】にする
人と比較しない人の特徴としては、次のようなものがあります。自己決定感がある、自己肯定感が高い、自分を受け入れている、 価値観が定まっている。
人と比較してしまうと、自己肯定感が下がる、ストレスになる、嫉妬や妬みの原因になる、自分本意な行動を取りやすくなるなどのデメリットがあります。
上記の内容も理屈としては理解できますが、実際には人と比較しないで生きていくことは不可能です。
不可能なのであれば、人と比較したり、されたりしたときに、感情に流されて落ち込んでいる自分に気づくことが大切なんだと思います。
「今自分は他人と比較して(あるいはされて)落ち込んでいるんだな~」「人間だから誰かと比較したら(あるいはされたら)落ち込んで当然だよなぁ!!」
「落ち込むのは仕方ないけど、落ち込み続けるのは無駄だよなぁ!」
「だったら、どうやってこの落ち込みから切り替えていこうかなぁ~」と考えていくのが正しい在り方なのではないかと思います。
比較しない生き方は不可能だ!!
比較して落ち込むことも避けられない!
だったら、その先の自分でコントロールできることだけに意識を向けるのが正解なのではないでしょうか?!
人生には変えられる部分と変えられない部分があります。
自分にできることは、「変えられないことに時間とエネルギーを使うことではなくて、変えられることに時間とエネルギーを使うこと」に意識を向けることだと思います。