全てのことがめんどくさい!?

「めんどくさ!!」が口癖の人は案外多いのではないでしょうか?!
口には出さないまでも、心の中では常にこの言葉が出てくるのではないでしょうか?!
「めんどくさ!!」と感じる自分が嫌で、どうすればこの言葉を言わなくなるだろうか?自分は怠け者なのだろうか?性格が悪いのだろうか?など色々と悩んだ結果、、、、、、、、、、、、
「めんどくさ!!」と思うことは本能だ!という「諦め」とも「受け入れ」ともとれる結論になりました。(笑)

目の前でやらないといけないほとんどのことを、心の片隅では「めんどくさ!」と感じる自分がいます。(決して顔には出していないつもりですが、、、、、)
逆に「めんどくさ!」と思わない時はどんな時なのか???と考えた時に、いくつかの共通点がありました。

  1. 人から言われたことではなく自分の意思でやったこと
  2. その行動の向こう側に大きなご褒美(メリット)が見えていること
  3. 好きでやっていること
  4. その行動で誰かに喜ばれることが分かっていること

etc、、、、、、、、、

1.の例でいれば、エレベーターがなくて階段を上ったり、意味もなく歩くことは「めんどくさ」と感じますが、自分の意思で決めたスポーツジムには、わざわざお金を払ってまで入会してマシーンの上を歩きます。(客観的に考えれば凄く矛盾した行為です)
この文章も、誰かに書けと言われて書いていたら「めんどくさ」となりますが、自分の意思で書いているから、苦にはならないのだと思います(笑)

2.の例では、医者や弁護士など何かになるための試験勉強やオリンピックでメダルを取るための努力は「めんどくさ」と思う人は、この土俵には上がってこないでしょう。
義務で作らされるお弁当は「めんどくさ」になりますが、好きな人に喜んでもらうために手料理を作ったりするのは、同じ行為なのに少しも面倒くさいとは感じないものです。(好きでなくなった時点で「めんどくさ」に戻りますが、、、(笑)

3.趣味など自分が好きなことは面倒くさいとは感じないものです。
4.仕事自体は「めんどくさ!」と感じることがあっても、自分の行為で喜んでもらえると感じられれば面倒くさくは感じにくいのではないでしょうか?!

仕事はチームで行っていく作業です。
何かの仕事を頼まれた時に「めんどくさ!!」を顔に出されたら、頼むほうも頼みづらくなってきます。
「めんどくさ」と感じることが人間の本能だとすれば、その感情を否定することは「自己受容」できない人間になってしまいます。
自分に対しても他人に対しても「めんどくさ!!」と感じることは仕方がないとしても、職場において、その感情を顔や言動に出したりすることは受け入れてはいけないと思います。
スタッフが「めんどくさ!!」と感じた時にその感情を言動などに出すことを抑えるためには、上司はその行動の「意味と価値」を伝えていくことが大切なのではないかと思います。

1.のように人から言われたことではなく、自分の意思でやったと錯覚してもらうためには(笑)、頼んだ仕事にはこういう理由があるという「意味と価値」を伝えるのか、2.のように仕事を頑張った先には、理想とする先輩のようになれるかも?!と思えるご褒美をイメージできるのか、4.のように患者さまから喜ばれていることを実感してもらう機会を増やしていくのか、その結果3.のように仕事自体が好きになれば「めんどくさ!!」と思うことも少なくなってくるのではないでしょうか?!

これは仕事だけでなく、日常の雑務に関しても、「めんどくさ!!」と思いながらする作業は、そう思わずにする作業の数倍の疲労感があります。
「めんどくさ」と感じないで行動していくのは、疲労感を少なくするという2.の自分に対する最高のご褒美だと思います。
自分の人生において、少しでも「めんどくさ!!」を減らしていければ、そのエネルギーをもっと有効なことに利用できるのではないかと思います。

「めんどくさ!!」と感じる感情のコントロールは「怒りのコントロール」と同じぐらいに幸せになるためには大切な要素だと思います。

 

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