当クリニックの自慢が「スタッフレベルが高い!!」ということです。
「スタッフレベルって何で測るの?」と聞かれたら、「どこまでおせっかいができるか?」なのかなぁ?!と最近考え始めました。
当クリニックでスタッフを採用した後に、その人の仕事ぶりを見て、既存のスタッフが「〇×さんは当クリニック向きの人ですね!?」とか「当クリニックには向いていないですね!?」などの会話を耳にすることがあります。
「向いているスタッフ」と「向いていないスタッフ」の違いは何だろう??と長年考えていたら、最近は「言われたことしかしないスタッフ」はうちの法人には向いていない人、「言われなくても自分から動く人」がうちに向いている人ではないのかと感じるようになりました。
私が頼んでもいないのに勝手に仕事を見つけて動いてくれるスタッフが多いのが当法人の特徴で、そういう人が多いからか「言われたことしかしないスタッフ」は自然と周りからの評価が低くなるので辞めていくケースが多いです。
「類は友を呼ぶ」と言われますが、自分と違う種類の人といると居心地が悪くなって、自然と去って行かれるような気がします。
「言われたことしかしないスタッフ」はお金のために仕事している人で、「言われなくても自分から動くスタッフ」は何が患者さんのためなのか、クリニックの為なのか、自分の頭で考えている人だと思います。
「何のために仕事するのか?」のたとえ話で、石切り職人の話がよく引き合いに出されます。
石を切っている職人に「あなたは何をしているのですか?」と質問をしたら
一人目の男は答えました。
「カネを稼いでいるんだよ」
二人目の男は答えました。
「私は、国一番の石切職人になるために、技術を磨いているのです」
三人目の男は答えました。
「私は、村人の皆さんの憩いの場所となる、教会を建築しているのです」
3人とも同じ行為をしているように見えても働く意味が全く違っています。
「何をするか?」よりも「何のためにするか?」の方が大切なのは、思いが違えば行動も違ってくるからです。
「言われなくても自分から動くスタッフ」はいい意味でおせっかいな人です(笑)
余計なことやおせっかいなことをする人には「想い」や「愛」があります。
「言われたことしかしないスタッフ」には、「想い」や「愛」がありません。
TVのCMに「そこに愛はあるんかい!?」という名文句?がありますが、「想い」や「愛」のある仕事は相手の心に響きます。
以前、「想い」のある行為を「仕事」といい、「想い」のない行為を「作業」というんだと聞いたことがあります。
当クリニックでは、「作業」でなく「仕事」をしているスタッフが多いのが自慢です。