多くの人間が言い訳をします。当然、私もします。
「言い訳すればするほど信用を失なうことになるんだぞ!!」と子供に注意しながらも、自分自身も言い訳をしていることに気づきます。
言い訳をしたら逆効果だとわかっていても、自分を守ろうと言い訳するのが人間なんだと思います。
言っていることが「言い訳」なのか「説明」なのかは、その説明内容に「納得感」があるかないかの違いのような気がします。
聞いている方が「なるほど、そういう理由なら仕方ないか!!」と思えば「説明」になるし、「何、言ってんだ!?」という内容で納得感がなければ「言い訳」になるのだと思います。
こうやって書いていて思い出したことに、治療前に説明したことは「説明」になりますが、何かが起こって治療後に言うと「言い訳」にとられやすいです。
治療前なら「そういうことも起こるんだ、仕方ないか!」となるものが治療後に言うと「なぜ初めに言ってくれなかったのか?」と「言い訳」にとられやすいです。
あとは人間性のような気がします。
普段の行いを見られていて、10回中数回ぐらいは言い訳しても多めに見てもらえるような気がしますが、口から発する言葉の大半が言い訳だと「またか!?」となってしまうのでしょう。
人は自分を守るために言い訳する生き物だと思います。
周りから言い訳人間と思われるか、今回は珍しく言い訳っぽいなと大目に見てもらえるかの違いは、自分に余裕があるときには言い訳をする回数をどれだけ我慢できるかどうかだと思います。
自分に余裕がない時や条件反射的に言葉が発してしまった時には、大半の言葉は言い訳のような内容になっても仕方ないですが、心に余裕があるときぐらいは、やせ我慢して言い訳しないように意識することが大切なのかと思います。
人は言い訳する生き物だけど、その頻度を減らす努力ができるかどうかの差で周りからの評価が違ってくるような気がします。